アメコミとわたし② [書物]

 昨日に引き続き、アメコミの話。

ブログ名に恥じない独善的な記事ー。

mr.sensitive.jpg
X-FORCE(いろいろあって)第2号。創刊号は行方不明だわ。




 僕が好きだったのが、このXーFORCEというアメコミ。

 X-FORCEというヒーローチームが活躍する話なんだが、
名前からもわかるように、こいつらはX-MENファミリーである。
X-MENとこいつらの大きな違いは、みんなに愛されているかそうでないかということ。

 X-MENというのは、ミュータントヒーローチームなわけだが、このミュータントというのが厄介。
アメコミの中の社会では、ミュータント(ホモ・スペリオールという人種)は、ものすごい迫害されている。
生きたまま焼き殺されたり、住民にリンチされて殺されたり。
迫害される理由はいろいろあるんだが、そういったミュータントを保護し、力の使い方を学ばせ、
人間社会の役に立とうというのが、恵まれし子らの学園という学校。
創設者は世界最強の超能力者である、チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)。
この人も、決して聖人君子ではないところがイイ。
良かれと思って、人の頭脳に土足で入って勝手に記憶を消したりするんだよな。
意外と嫌われていたりするw


オーファンとハゲ.jpg
車椅子に乗ってるハゲがチャールズ。

 そこである程度力を使えるようになったら、XーMENになるなり、
他のヒーローチームに入るなりして、世界の平和に貢献しようとする。
決して人殺しはしない、正義の集団。
でも、やっぱりミュータントだから感謝はされないんだね。
(今はちょっと違うみたいだが)


 でも、このX-FORCEは、人間社会に受け入れられている。
さらに、ファンもついている。
それはなぜか。
こいつらが、ゲリラ・過激派抹殺集団だから。
文字通り、抹殺する。
とにかく殺して来いと。なんつーかね…。


過激派.jpg
正義…なのか?


記者会見.jpg
よく記者会見したりする

 ちょっとそれはどうなの?という面もあるけれど、それ以上に魅力なのが登場人物の普通さ。
こいつらは誰も、世界の危機だとか、正義だとかで悩んでなかった。
俺はもしかしてホモなのか?とかで悩んだり。


お風呂.jpg
よくみんなでお風呂に入ってる。


いざこざ.jpg
「おい、お前どこ見てんだよ!」「石鹸探してただけだろ、勘違いすんなボケが!」

 あと、主人公っつーか、リーダーの能力が微妙すぎる。
目からビームとか、拳から爪とかじゃない。

 コードネームはミスターセンシティブ。
その能力は、超敏感肌。
敏感すぎて死にたくなって、色々修行したりしてた。だから強い。
みんなでシャワー浴びてるときも、こいつだけ霧のミスト。


mr.sensitive.jpg
真ん中のが、超敏感肌。

 なんか、色々ぶっ飛んだシリーズだったわw
マイク・オールレッドの絵柄もすごい好き。
途中で読むのやめてたら、なんだかんだで次のシリーズで終わってたみたい。
ペーパーバックで読んでみようかな。


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コメント 2

タマンテグ

92先生のアメコミ講座はためになるわー
X-MEN以外にもミュータントチームがいたんだ。

敏感肌の能力って何が出来んの??
by タマンテグ (2009-12-05 01:02) 

kyujuni

>>タマンテグ君

敏感肌の能力は、すげぇ精密な動きができたり。
正直役に立ってない印象。むしろ弱点。
だからこそ強い。
by kyujuni (2009-12-05 01:43) 

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